東京学芸大学 先端教育人材育成推進機構 上廣道徳・倫理教育研究開発推進室

 東京学芸大学は、2023(令和5)年4月、本学の先端教育人材育成推進機構の中に、公益財団法人上廣倫理財団からのご寄附により「上廣道徳・倫理教育研究開発推進室」を開設いたしました。
 戦後型道徳教育の要として我が国の学校教育に60年以上にわたって位置付けられてきた「道徳の時間」が「特別の教科」である道徳科として新たな形で設置され、小学校段階では2018(平成30)年度より、中学校段階で2019(平成31・令和元)年度より検定教科書の使用により全面的に展開されています。また、高等学校段階においては2022(令和4)年度から公民科の必履修科目として「公共」が新設され、選択科目の「倫理」とともに道徳教育・倫理教育の中核を担うこととなりました。この枠組みの大きな転換点に立つ今、令和の次世代に向けた未来志向の道徳教育・倫理教育のあり方の検討及びそれに係る教員養成・教員研修の充実がとりわけ重要な課題となっています。

 本推進室では、そのような状況を踏まえ、道徳教育・倫理教育の研究、研修の拠点としてのセンター的機能を構築するとともに、種々の学問的な基盤を踏まえ、グローバルな視点で研究を進めてまいりたいと考えています。また、そこで生み出す理論研究・調査研究や実践研究等の具体的な知見も活用しながら、「上廣道徳教育アカデミー」と称する各種セミナーを年間にわたって計画的に位置付けて展開し、多くの先生方や教育委員会等のニーズに応えていきたいと考えています。

 皆様には、これからも、本推進室での取組にご意見や感想を寄せていただくとともに、「上廣道徳教育アカデミー」での各セミナー等に積極的なご参画をいただければ幸いです。その中でのお声も得て、私どもは取組の一層の改善・充実を図ってまいります。そして、それらのことが、共に進める道徳教育・倫理教育の充実の一助となることを心より願っています。

国立大学法人 東京学芸大学
上廣道徳・倫理教育研究開発推進室